デコスファイバー10のメリット
メリット1断熱性
冬あたたかく、夏すずしい快適空間を実現
デコスファイバーは、断熱等性能等級4を取得した断熱材です。
硬い針金のように細く均一な無機繊維に比べ、セルロースファイバー断熱材は、様々な繊維が複雑に絡み合い、その繊維1本1本の中にも空気胞が存在しています。この効果により、一層熱を伝えにくくしています。
メリット2湿気
梅雨のジメジメ、冬の乾燥がコントールできる
断熱材が湿気を吸ったり吐いたり、呼吸する素材だと室内の温度が一定に保たれます。セルロースファイバー(デコスファイバー)は自然素材ならではの湿気をコントロールする力(調湿性)を持っています。例えば、室内の相対湿度が55%のとき500mlペットボトル112本分の水蒸気を含んでいて、相対湿度が35%になると20本分の水分を吐き出し、75%になると32本分吸い込みます。
メリット3騒音
高い吸音・遮音能力がもたらす静かな家
デコスファイバーの施工を終えると現場が静かになるのを実感します。
これは、施工密度が他の断熱材と比較して高く、隙間の生じにくい工法であることと、セルロースファイバーがばら綿状であり、音の反射を軽減するからです。これらの遮音と吸音が効果を発揮し、優れた防音効果を得ることができるのです。
メリット4難燃性
火災時の延焼を防ぐ
デコスファイバーは難燃3級 JIS認証取得。難燃性が強く、火力の強いバーナーの炎をあてても表面が炭化するのみで引火しません。その難燃処理により、火災にあったとしても延焼を防ぎ、他の断熱材のように有毒ガスを発生しないのが特徴です。また、セルロースファイバー断熱材メーカー最多の22件の防火構造認定を取得しています。
メリット5安全性
JIS認証の厳しい基準をすべてクリア
日本の断熱材品質を語るために欠かせない規格が、日本工業規格=JIS認証品であること。セルロースファイバー断熱材は「JIS A 9523 吹き込み用繊維質断熱材」でその要求事項が規定されています。
デコスファイバーは、このJIS A 9523 によるさまざまな厳しい基準をすべてクリアすることで担保されています。
メリット6冷暖房効率
冷暖房効率が上がり、省エネにつながる
断熱材をデコスファイバーにすることで、年間を通じて冷暖房費を大きく節約でき、住まい手にも家計にも優しい家に生まれ変わります。
アンケート調査では、年間の光熱費が平均44,000円低下した(アンケート回収73件の平均値)というデータもあります。
メリット7害虫対策
害虫対策
デコスファイバーはホウ酸を添加。ホウ酸は安心で長持ちする防蟻剤として、注目されています。また、ゴキブリ駆除としても有名です。
実際に木片と断熱材によるシロアリ食害の実験を実施。その結果、グラスウールは直後にシロアリが群がり、食害が発生したのに対し、デコスファイバーには群がらないことが確認できました。そう聞くと人体への影響が気になるかと思いますが、ホウ酸は我哺乳類には無害な物質ですので、ご安心ください。
メリット8カビ対策
JIS規定の防カビ性をクリア
デコスファイバーはホウ酸を添加し、JIS規定の防カビ性をクリア。
この効果により、高い防カビ性を実現。
また、湿気をコントロールすることは、壁の中のカビの繁殖を防ぐことにつながります。デコスファイバーがもともと持つ調湿性で、さらなるカビ対策につながっています。
メリット9耐久性
建物の高寿命化に貢献
住宅の30年間に相当する振動を24時間で加振。接着剤などを混ぜなくてもデコスファイバーは沈降しないことが確認されました。そして、自然素材の特性を生かす呼吸する壁が、適度に湿度をコントロール。結露を防ぎ、通気工法と合わせ構造材を乾いた状態に保つことで、シロアリの食害を受けにくくし、腐朽リスクも低減。その結果、建物の高寿命化に貢献します。
メリット10環境への配慮
断熱材の製造エネルギーが桁違いに少ない
デコスファイバーは2次世代省エネルギー基準にも対応した断熱材です。
デコスファイバーは2011年、建築用断熱材として、日本で初めてCFP制度認定されました。製造時のCO2排出量が他の断熱材に比べ極めて低く、運搬も鉄道貨物を積極採用することで、輸送時のCO2排出量の削減にも努めています。
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